こんにちは、ひとりママナースです。
お家に帰るとすぐYouTubeを付けてという子供に、

「YouTubeは良くないと聞くけど、実際どんな影響があるの?」

「YouTubeを見せ始めてから、すぐイライラするようになった…」
といった疑問や不安を抱えていませんか?
実は、YouTubeは子供の脳や発達に悪影響を与えると、いくつかの研究で明らかになっています。
今回は、2歳のYouTube大好き息子を育てる元小児科看護師ママが、YouTubeが子供に与える影響と、息子のYouTube依存を解決した方法を紹介します。
- YouTubeが子供に悪影響を与えるかは、「時間」や「内容」「見せ方」による
- YouTubeは子供の「集中力低下」や「言語発達の遅れ」、「睡眠リズムの乱れ」や「視力低下」を招く可能性がある
- ショート動画は使い方次第で、注意力や学習意欲に強い影響を与える
- YouTubeは子供の学びに役立つコンテンツがあったり、親の休憩時間や家事時間を確保したりできるメリットもある
- 親の声かけで受け身視聴を防いだり、ゆっくりした動画を選んだりすると、子供に悪影響を与えにくい
- YouTubeの視聴時間は、2~5歳であれば1日1時間以内がベスト
- YouTubeを突然やめさせると、多くの子供は反発する
- 【最重要】「YouTubeの代わりになるおもちゃ」があると、YouTube離れの成功率が上がる
子供への影響が気になるママは、以下で紹介する方法を実践して、YouTubeと上手に付き合えるようになりましょう。
YouTubeを上手く活用できると、子供に良い影響を与えられ、ママの罪悪感や不安も解消されますよ。
YouTubeが子供に悪影響かは使い方次第で変わる!

「YouTubeは子供に悪い」「見せたら依存してしまう」 そんなイメージを持つママは少なくありません。
でも、YouTubeが子供に悪影響を与えるかどうかは、その使い方に大きな影響を受けます。
たとえば、YouTubeの長時間視聴や刺激が強すぎる動画は、子供の脳に負荷がかかりやすく、脳や発達に悪影響を与えます。
一方で、知育系の動画をルールを決めて短時間見るなど、上手に活用できると学びや成長にプラスになるんです。

つまり問題はYouTubeそのものではなく、「時間」や「内容」「見せ方」にあります。
ではどう見せたら良いのか、その具体的な方法は「子供に悪影響を与えにくいYouTubeの使い方【元小児科看護師視点】」で解説しているので、参考にしてください。
YouTubeのやめさせ方が知りたい人は、「【看護師解説】2歳の子供がyoutube依存!やめさせ方を実体験から紹介」の記事で段階的にやめさせるコツや、YouTube以外でもご機嫌に過ごせる工夫を詳しく紹介しています。
特に2歳の子供がいるママには、ぜひ読んで欲しい内容なので、確認しておきましょう。
【研究結果】子供のYouTube視聴が脳・発達に与える4つの影響

ではまず、いくつかの研究結果をもとに、子供のYouTube見過ぎが脳にどのような影響を与えるのか解説します。
- 集中力が低下する
- 言語発達が遅れる
- 睡眠リズムが乱れる
- 視力が低下する
幼児の脳はまだ発達途中で、刺激を「選んで処理する力」が弱いです。
そのためYouTubeの「強すぎるデジタル刺激」に脳が引っ張られて、集中力が低下したり、睡眠リズムが崩れたりと、悪影響が出現します。
それぞれ悪影響が見られる理由は、以下で具体的に説明しているので、詳しく知りたい人は確認してみてください。

とにかく対処法が知りたい人は、後ほど解説する「子供に悪影響を与えにくいYouTubeの使い方【元小児科看護師視点】」を読んでみてくださいね。
参考:篠原尚美,2023,「小児における脳機能発達の神経基盤」『慶応保健研究』41(1):77-79,(2026年3月11日取得,https://www.hcc.keio.ac.jp/ja/research/assets/files/41-10.pdf).
集中力への影響

YouTubeの見過ぎが子供の集中力を低下させる理由は、以下の4つあります。
- 刺激が強すぎて、脳が疲れてしまう
- 生活リズムが乱れる
- 発達中の脳には、「刺激の選び方」がまだ難しい
- 長時間の画面視聴は、「考える力」や「注意力」を低下させる可能性がある
YouTubeやテレビは音が大きかったり、画面が次々切り替わったりして、「強い刺激」が続きます。
このような強い刺激を脳は処理し続けなければならないため、集中力の司令塔である前頭前野が疲れてしまうのです。

これは大人が「高速でページがめくられる絵本」をずっと見せられている状態に近く、想像するだけでも頭が疲れてしまいます。
さらに幼児の脳は、不要な刺激を無視する力(選択的注意)がまだ未発達なので、強い刺激の動画が入ると注意が散り、集中が続かない状態になりやすいです。
他にも、画面を見る時間が長い幼児は、認知機能(考える力・注意力)が低下する可能性も示唆されています。
これらの理由により、YouTubeの見過ぎは子供の集中力を低下させやすくするのです。
参考:五味葉子,2023,「動画視聴が幼児の生活習慣とそのリズムに及ぼす影響と問題改善策の検討」『早稲田大学審査学位論文 博士(人間科学)概要書』,(2026年3月13日取得,Gile:///C:/Users/Owner/AppData/Local/Temp/MicrosoftEdgeDownloads/078f937f-9cea-47ca-81f4-173c8e8d311b/Gaiyo-9417.pdf).
Aatreyee Dhar,2023, “Infants having excessive screen time may experience cognitive decline,”Asian Scientist Magazine, (Retrieved March 13, 2026,https://www.asianscientist.com/2023/02/in-the-lab/infants-having-excessive-screen-time-may-experience-cognitive-decline/).
三村將,2016,「前頭葉の臨床神経心理学」『高次脳機能研究』36(2):163-169,(2026年3月13日取得,https://www.jstage.jst.go.jp/article/hbfr/36/2/36_163/_pdf/-char/ja).
言語発達への影響

次に、YouTubeの見過ぎが言語発達を遅らせる理由を解説します。
YouTubeの見過ぎが言葉の発達を遅らせる理由は、動画視聴が一方向の刺激であるためです。
言葉の発達は「大人との対話」や「共同注意(同じものを見る・指さす)」、「語りかけ」や「模倣(真似する)」といった「双方向のやりとり」で伸びるといわれています。
一方で、動画視聴は基本的に一方向の刺激であり、「語彙の獲得」や「発話の練習」、「コミュニケーション経験」が減るため、言語発達に影響が出やすいのです。

大人が英語を勉強する時も、「聞くだけ」「読むだけ」では一向に話せるようになりませんよね。
実際に英語が話せるようになるには、英語で会話したり、アウトプットしたりする機会が必要であるように、受動的な映像視聴だけでは言語回路が十分に働かず、言語発達が遅れる原因になります。
参考:菅原ますみほか,2017,「テレビ視聴に対する親のかかわりと子どもの言語発達との関連 ―乳児期から児童期までの縦断調査から―」『日本教育心理学会第59回総会発表論文集』59:193,(2026年3月13日取得,https://www.jstage.jst.go.jp/article/pamjaep/59/0/59_193/_pdf/-char/ja).
睡眠への影響

YouTubeの見過ぎが子供の睡眠へ悪影響を与えるのは、スクリーンタイム研究の中でも一貫して確認されています。
これはYouTubeの強い刺激で脳が興奮状態のままだと、就寝時刻が遅れ、睡眠の質が低下し、睡眠時間も短くなるためです。

大人も就寝前にスマホを見たことで、眠れなくなった経験はありませんか?
ブルーライトはメラトニンという「眠りのスイッチ」を入れるホルモンの分泌を遅らせ、脳に 「今は昼間だよ」と誤解させてしまいます。
さらに、スマホを見ると脳は軽い興奮状態になり、交感神経(活動モード)が優位になるため、副交感神経(リラックスモード)が優位になりません。
子供の睡眠に悪影響を与えるのは、YouTubeがこのような神経の切り替えを邪魔したり、ホルモンの分泌に影響を与えたりして起こるのです。
参考:早川友恵ほか,2023,「自律神経系に与える青色光の影響 明暗刺激による瞳孔反応の検討」『日本心理学会第87回大会』87:1C-050-PG,(2026年3月13日取得,https://doi.org/10.4992/pacjpa.87.0_1C-050-PG).
大久保圭介ほか,2023,「乳幼児期の子どものデジタルメディア使用時間と睡眠,および情緒や行動の問題の縦断的関連」『発達心理学研究』34(3):230-243,(2026年3月13日取得,https://doi.org/10.11201/jjdp.34.230).
Yuma Onodera,et al.,2025,“Blue Light-Blocking Glasses Attenuate Light-Induced Melatonin Suppression in Healthy Japanese Adults,”The Tohoku Journal of Experimental Medicine,Advance Publication,(Retrieved March 13, 2026, https://doi.org/10.1620/tjem.2025.J086).
視力への影響

視力への影響については、スクリーンタイムが長い子供ほど、近視傾向や視力低下、眼精疲労になる確率が上がると報告されています。
視力が低下するメカニズムは、主に以下の4つあります。
- 近い距離で長く見ると、目のピント合わせが疲れる
- まばたきが減って、目が乾く
- 外の光(自然光)が減って、近視が進みやすくなる
- ブルーライトが疲れ目(眼精疲労)を強くし、睡眠の質を下げる
スマホやタブレットは顔のすぐ近くで見るため、目の中の筋肉(ピントを合わせる筋肉)がずっと働き続けなければならず、疲れてしまいます。

ずっと力を入れっぱなしで休む時間がないと、ピントが合いにくくなり、視力が落ちやすくなるのです。
さらに乾燥は子どもの視力低下の大きな原因の1つで、画面に集中すると、まばたきの回数が普段の半分以下になるため、目が乾いたり、角膜が傷つきやすくなります。
自然光も実は目にとって重要で、屋外の光が不足すると近視の進行を抑えるドーパミンというホルモンが減り、近視が進みやすくなります。
ブルーライトは視力を直接悪くするわけではありませんが、目が疲れたり、眠りが浅くなったりして、翌日の視力回復を遅らせます。
これらの理由により、世間では「スマホばかり見ると目が悪くなる」と言われているのです。
参考:山縣然太朗,2018,「第3回「デジタル教科書」の効果的な活用の在り方等に関するガイドライン検討会議 子どもの健康とICT」,文部科学省,(2026年3月14日取得,https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/139/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2018/11/15/1411030_01.pdf).
湊谷勇次ほか,2024,「子どもにおける主観的スクリーンタイム、グリーンタイムと身体活動状況、受光状況との関連(発)小学4-6年生を対象として」『日本体育・スポーツ・健康学会予稿集』74:206,(2026年3月14日取得,https://doi.org/10.20693/jspehssconf.74.0_206).
坂本充ほか,2008,「近点距離を利用した目の疲労測定法の検証ー読みやすい電子ペーパーを目指す指針としてー」『日本画像学会誌』47(3):142-146,(2026年3月14日取得,https://www.jstage.jst.go.jp/article/isj/47/3/47_3_142/_pdf/-char/ja).
【要注意】ショート動画が子供の脳に与える影響

特にショート動画は、子供の脳の発達段階と非常に相性が良すぎるため、使い方によっては注意力や学習意欲に強い影響を与えると、近年の研究で指摘されています。
子供の脳は自制をつかさどる前頭前野が未発達で、楽しい刺激に反応しやすい特徴があります。
ショート動画は10〜60秒程度で音や動きなどの強い刺激を与え、次々と動画が自動再生されるため、「楽しい!」という信号が何度も一気に出て、「もっと!」「まだ足りない!」と強い刺激だけを求めるクセがついてしまうのです。

これは実は大人のギャンブルと似ていて、「スワイプするたびに何が出るか分からない」という形式が、依存を起こしやすくしています。
その結果、以下のメカニズムで子供の注意力や学習意欲が低下します。
- ショート動画を大量に視聴すると、脳は「すぐ次の刺激が来るのが当たり前」と覚えてしまう
- 単調で刺激の弱い作業をつまらないと感じるようになる
- 「宿題を5分続けるのがつらい」「授業の話を最後まで聞けない」「本を読むとすぐ飽きる」状態が起こりやすくなる
- 学習が進まず、やる気が下がる
このようにショート動画は使い方によって、子供の脳に悪影響を与えるため、見せ過ぎない工夫が大切です。
参考:Raed Mualem,et al.,2024,”Econeurobiology and brain development in children: key factors affecting development, behavioral outcomes, and school interventions,”Frontiers in Public Health,12:1376075,(https://doi.org/10.3389/fpubh.2024.1376075).
Yinan Duan, MEd,et al.,2025,”Bidirectional Relationships of Short-Video Addiction With Mental Health and Executive Function and Genetic Analysis: A Longitudinal Study,”Journal of the American Academy of Child & Adolescent Psychiatry,64(10):Supplement S325,(https://www.jaacap.org/article/S0890-8567%2825%2901994-X/fulltext).
Qiong Gong, Ting Tao,2024,”The relationship between short video usage and academic achievement among elementary school students: The mediating effect of attention and the moderating effect of parental short video usage,”PLoS One,19(11):e0309899,(doi:10.1371/journal.pone.0309899).
Qiong Yao,et al.,2025,”The impact of childhood trauma on short video addiction: psychological and morphological correlates,”Scientific Reports,15:18999,(https://doi.org/10.1038/s41598-025-04020-5).
【実はある】YouTubeが子供に与える良い影響

ここまでYouTubeが子供の脳に与える悪影響を解説してきました。
でもYouTubeは「完全に悪」ではなく、使い方次第でメリットとデメリットが大きく変わるメディアです。
YouTubeで得られるメリットには、具体的に以下があります。
- 図鑑系や実験系、知育系など子供の学びに役立つコンテンツが多く存在する
- 親の休息や家事時間の確保に役立つ
研究でも、動画の内容を親と話すと理解が深まり、感情の学びにつながると報告されています。
つまり、子供1人でYouTubeを見るのではなく、親が一緒に見て関わる「共同視聴」では学びが深まるのです。
そして親の休息確保や家事時間の確保においても、YouTubeが役立つ瞬間は沢山あります。

私自身、移動時間や手が離せないときの動画に助けられ、気持ちがふっと軽くなった経験があります。
親が少しでも余裕を取り戻せる時間ができるのは、子どもの安心にもつながります。
問題なのは、「使うこと」ではなく「見過ぎてしまうこと」なので、適度な距離感であれば、動画は育児を支える心強い味方になると覚えておきましょう。
参考:小平さち子,2019,「“子どもとメディア”をめぐる研究に関する一考察~2000年以降の研究動向を中心に~」『放送研究と調査』,(2026年3月14日取得,https://www.nhk.or.jp/bunken/research/domestic/pdf).
子供に悪影響を与えにくいYouTubeの使い方【元小児科看護師視点】

では、どのようなYouTubeの使い方だと、子供に悪影響を与えにくいのか、その方法を元小児科看護師視点で紹介します。
子供の脳や発達に悪影響を与えにくいYouTubeの活用法には、以下3つのポイントがあります。
- 受け身型から能動型の視聴に変える
- 親の声かけで考えるきっかけを与える
- ゆっくり系や教育系の動画を選ぶ
脳は「刺激の強い動画」を「受け身」で「長時間見る」と、疲れてしまいます。
YouTubeは受動的に強い刺激を浴び続ける構造にあるので、脳を疲弊させ、注意力や集中力を低下させるのです。
そのためYouTubeを見せる時は、「見せっぱなし」から「関わりながら使う」への転換が重要です。
具体的な例は次の内容で説明するので、確認しておきましょう。
参考:Stefano Ioannucci,et al.,2023,”Neural fatigue by passive induction: repeated stimulus exposure results in cognitive fatigue and altered representations in task-relevant networks,”Communications Biology,6:Article 142,(https://doi.org/10.1038/s42003-023-04527-5).
「受け身視聴」を防ぐ

YouTubeを受け身型から能動型の視聴に変えるには、視聴前に小さな目的を作るのが大切です。
具体的には、
「面白かったところを1個教えてね」
「好きなシーンを後で一緒に再現しよう」
と子供にミッションを与えてみてください。
これにより子供は、「何を一緒に再現しようかな?」と考えながら動画を見るようになります。

我が家も息子に、
「アンパンマンが何してたか教えてね」
と伝えておくと、
「アンパンマンね、バイキンえいってね、やつけたの」
と、動画視聴後に教えてくれました。
それ以降は、日常の中でも「ママ、きれいきれいしないと、バイキンくるよ」と声をかけてくれるようにもなりました。
ただ見るだけだった動画が、息子の中で「理解」して、「言葉」で伝えて、日常の「行動」につながっていったのです。
目的があるだけで、受け身視聴のリスクがぐっと下がり、見た内容を意味付けて生活に応用できるようになるのでおすすめです。
参考:Yizhuo Wang,et al.,2025,”Goal-setting mechanisms in educational management: a psychological perspective on student and teacher behavior”Front. Psychol,16:1680752,(https://doi.org/10.3389/fpsyg.2025.1680752).
親の声かけで効果を変える

同じ動画でも、親の声かけ次第で脳への影響が大きく変わります。
たとえば、
「どうしてそう思ったの?」
「もし自分だったらどうする?」
といった質問は、子供の思考を引き出すスイッチになります。
ほかにも、
「そのキャラ好きなんだね」
「それ面白いね」
という共感は、子供の語りたい気持ちを引き出し、受け身視聴を防ぎます。

我が家も息子に、赤ずきんちゃんの動画を見せながら、
「知らない人がピンポンしてお家に来たらどうする?」
と聞いてみました。
すると「うーん」と考えた後、「知らない人来たら出たらダメ」とちゃんと答えてくれました。
声かけは動画を「脳にやさしい学びの場」に変えてくれる、最も簡単な方法なんです。
Preeti G. Samudra,et al.,2020,”Is attention the missing link? Coviewing and preschoolers’ comprehension of educational media,”Journal of Applied Developmental Psychology,67:101108,(https://doi.org/10.1016/j.appdev.2019.101108).
教育系・ゆっくり系の動画を選ぶ

動画を選ぶ時も「何をどんなテンポで見せるか」は、YouTubeの悪影響を減らすうえでとても重要です。
以下の特徴がある動画は、子供の脳への刺激が強くなりがちなので、特に低年齢では避けた方が良いでしょう。
- 大声、過激なリアクションが多い
- 短時間で場面が高速に切り替わる
- キャラクター同士が常に争っている
- 「見続けること」を煽る構成(終わりがなく次々続く)
これらの動画は、一時的に子供が静かになる反面、長期的には集中力や情緒に影響しやすいといわれています。
反対に以下の特徴を持つ動画は、子供が「考えながら聞く」余裕を持ちやすく、 受動的になりすぎにくいです。
- 文字や数字、色や英語、生活習慣など「何を学ばせたい動画か」が明確
- 話すスピードが遅めで、展開が穏やか
- 年齢に合った内容や言葉遣いのもの
脳への刺激が比較的少なく、目的がはっきりしているものは、なんとなく眺めるだけの動画より、理解や集中しやすいメリットもあります。

我が家も、見終わった後に子供が落ち着かなくなる動画は避けて、「シナぷしゅ」や「しまじろう」など、子供の成長発達を促すコンテンツを選ぶようにしています。
今日からYouTubeを見せる時は、上記の視点で教育系・ゆっくり系の動画を選んでみてください。
参考:Dimitri A. Christakisa,et al.,2018,”How early media exposure may affect cognitive function: A review of results from observations in humans and experiments in mice,”Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 115(40):9851–9858,(
https://doi.org/10.1073/pnas.1711548115).
Namazi, S.A., Sadeghi, S.,2024,”The immediate impacts of TV programs on preschoolers’ executive functions and attention: a systematic review,”BMC Psychol,12:226,(https://doi.org/10.1186/s40359-024-01738-1).
【1日1時間までOK】YouTubeの適切な視聴時間

ここまで、YouTubeが子供に悪影響を与えるかどうかは、動画の使い方次第で変わると説明してきました。
もちろん、動画選びや親の声かけ、受け身視聴を防ぐ工夫は大切ですが、そもそも視聴時間が長ければ、せっかくの工夫も十分に活かしきれません。
先述してきた通り、YouTubeの視聴時間が長い子供ほど、注意力の問題が増えたり、言語発達が送れたりすると報告されています。

「じゃあどれくらいなら見ても良いの?」

「視聴時間は何時間くらいを目指せばよいの?」
という疑問を持つママのために、ここではYouTubeの視聴時間目安を解説しておきます。
YouTubeの視聴時間は、一般的に2~5歳であれば1日1時間以内が良いとされています。
各種ガイドラインで多少の差はありますが、これは言語発達や睡眠、注意力に影響が出る可能性を考慮して設定されている時間です。
急な制限は子供のストレスや反発を生み、ママも疲れてしまうので、「夕食作りの時間だけ」「休憩したい時間だけ」など、少しずつ時間を調整してみてください。

そして、YouTubeは減らすよりも他の活動を増やした方が成功率が高いので、おもちゃも積極的に取り入れましょう。
「【看護師解説】2歳の子供がyoutube依存!やめさせ方を実体験から紹介」の記事では、YouTubeに代わるおもちゃを紹介しているので、おもちゃ選びに迷う人は参考にしてください。
参考:American Academy of Pediatrics,2025,”Screen time guidelines,”(Retrieved March 31, 2026,https://www.aap.org/en/patient-care/media-and-children/center-of-excellence-on-social-media-and-youth-mental-health/qa-portal/qa-portal-library/qa-portal-library-questions/screen-time-guideline).
【体験談】YouTubeとの付き合い方を変えて楽になった話

以前の我が家は、まさにYouTubeに生活を乗っ取られている状態でした。
朝起きた瞬間から「YouTubeを見たい」と言ったり、iPadを取り上げると大泣きして癇癪を起こしたり、YouTubeを中心に生活が回っていたのです。
でも、上記で紹介した方法とYouTubeに代わるおもちゃを取り入れてから、動画に支配されずに過ごせるようになりました。

たとえば、しまじろうがお絵描きしている動画を見た後は、
「しまじろうみたいにお絵描きする?」
とお絵描きに誘ってみたり、乗り物の動画を見た後は、レールと電車のおもちゃを渡してごっこ遊びに誘ったりすると、YouTubeからの切り替えが上手くいくようになりました。
そして少しずつ、YouTubeの活用頻度が減り、寝付きも良くなり、YouTubeを止める時の癇癪も減ったのです。
YouTubeをゼロにするのではなく、付き合い方を変えて生活の中で上手に利用できると、ママも子供もストレスが減りますよ。
子供に「YouTubeを見せすぎた…」と罪悪感を感じているママは上記の方法に加えて、YouTubeの代わりになるおもちゃを取り入れると、より成功率が上がるので試してみてください。

「本当におもちゃで成功率が上がるの?」

「買っても無駄になるんじゃないの?」
と疑問を持つママは「【日本サブスク大賞2024受賞】知育玩具のサブスクリプション 【Cha Cha Cha】」でサブスクから始めてみると良いですよ。
「【日本サブスク大賞2024受賞】知育玩具のサブスクリプション 【Cha Cha Cha】」は日テレやYAHOO!Japanなど、多くのメディアで取り上げられている、おもちゃの定期便です。
カタログで子供と一緒に「今回はどのおもちゃにしようかな?」と選べて、試した後に気に入った物があれば購入する形にすると、無駄もなくなります。
今なら初月1円で始められて、親子で使える高保湿クリーム(Milky Cream)が貰えるのでお得です!
【ダメ!】YouTubeを無理にやめさせると逆効果になる理由

「子供に悪影響だから」と、いきなりYouTubeをやめさせようとするママもいますが、突然ゼロにするのはおすすめできません。
YouTubeをいきなりゼロにすると、多くの子供は以下の強い反発を見せるためです。
- 大泣きしたり、癇癪を起こしたりする
- スマホを投げたり、奪おうとする
- 逆にYouTubeへの執着が強まる
- 親子バトルが増える
特に幼児は以下のような脳の特徴があるため、急に刺激を絶つと混乱してしまいます。
- 切り替えがまだ苦手
- 予測できないと不安が強まる
- 好きなものを奪われるとパニックになりやすい

我が家の息子も、突然YouTubeが消えたり、CMが流れたりすると、大激怒してiPadを叩いていました。
YouTubeをやめさせる時は、「この動画が終わったらおやつ食べようね」「YouTubeを見るのはリビングにいる時だけね」など、少しずつ視聴時間を減らしていくよう心掛けましょう。
YouTubeを段階的にやめさせる方法は、「【看護師解説】2歳の子供がyoutube依存!やめさせ方を実体験から紹介」で詳しく紹介しているので、特に2歳の子供がいるママは読んでみてください。
参考:Sameroff, A,2010,”A unified theory of development: A dialectic integration of nature and nurture,”Child Development,81(1):6–22,(https://doi.org/10.1111/j.1467-8624.2009.01378.x).
【超重要】YouTubeに頼らないための代替案

私の体験談でも紹介しましたが、YouTubeの視聴時間を減らすには、上述した方法に加えて「YouTubeの代わりになるおもちゃ」があると、より成功率が高まります。
YouTubeが子供を惹きつける理由は、色が派手で音が多かったり、展開が早かったりして、夢中になる強い刺激があるためです。
でも代わりになるおもちゃは、この刺激を置き換えてくれるだけでなく、能動的な刺激で満足度を同じかそれ以上にさせ、YouTubeへの執着を自然と減らします。

特に以下のおもちゃは、元小児科看護師目線で見ても、知育につながりYouTubeの「受動的視聴」と真逆の体験ができるのでおすすめです。
- 指先を使う能動的な作業で集中が続く
- 「貼る」「はがす」の繰り返しが心地よい
- 切り替えが苦手な子でも取り組みやすい
- 「色を選ぶ」「塗る」という能動的な刺激が強い
- 手先の巧緻性が育ち、情緒が安定しやすい
- 想像力、表現力が育ち、満足度が高い
- 手を動かす没入感が高い
- 完成したときの達成感で満足度が上がる
- 片付けの切り替えも比較的スムーズ
- 形を合わせる「能動的な作業」で集中が続きやすい
- 完成したときの達成感が強く、満足度が高い
- 「問題解決」「空間認知」力が育つ
- ストーリーを自分で作るので、能動性が高い
- 言語発達や社会性が自然に伸びる
- YouTubeの「ごっこ系動画」の代替になる
YouTubeの視聴時間を減らす時は、「禁止」より「代替」が圧倒的に成功しやすいので、チャレンジしてみてください。

「どのおもちゃが子供に合うか分からない」

「買ってもすぐに飽きてしまって、もったいない」
というママは、「【日本サブスク大賞2024受賞】知育玩具のサブスクリプション 【Cha Cha Cha】」でおもちゃのサブスクを取りれてみるのがおすすめです。
保育士等の有資格者が年齢に合わせた知育おもちゃを定期的に届けてくれるので、サブスクでお試ししながら子供に合ったおもちゃを探せます。
サブスク業界で最も大きな賞でもある日本サブスク大賞で、日本ネット経済新聞賞を受賞した人気サービスを、今なら初月1円で始められるのでとてもお得です!
参考:Ryan, R. M., & Deci, E. L,2000,”Self-determination theory and the facilitation of intrinsic motivation,social development, and well-being,”American Psychologist, 55(1):68–78,(https://doi.org/10.1037/0003-066X.55.1.68).
Becker, D. R., Miao, A., Duncan, R., & McClelland, M. M,2014,”Behavioral self-regulation and executive function both predict visuomotor skills and early academic achievement,”Early Childhood Research Quarterly,29:411-424,(http://dx.doi.org/10.1016/j.ecresq.2014.04.014).
まとめ|YouTubeは「悪」ではなく「使い方」で決まる

今回は、「YouTubeが子供の脳や発達に与える影響」と、「悪影響を与えにくいYouTubeの使い方」を紹介しました。
結論として、YouTubeが子供に悪影響を与えるかどうかは、動画の使い方次第です。
YouTubeを長時間見過ぎたり、ショート動画ばかり見続けていたりすると、子供の脳へは以下の影響があるといわれています。
- 集中力低下
- 言語発達の遅れ
- 睡眠リズムの乱れ
- 視力低下
これらの悪影響を避けるためには、親の声かけで受け身型から能動型の視聴に変えたり、ゆっくり系や教育系の動画を選ぶのが大切です。
YouTubeの視聴時間を減らすコツは、「【看護師解説】2歳の子供がyoutube依存!やめさせ方を実体験から紹介」で詳しく紹介しているので、特に幼児がいるママは確認しておくと良いですよ。
そしてYouTubeの視聴時間を減らすための成功の鍵は、代替えおもちゃにあります。
YouTubeから代替えおもちゃへ少しずつ興味を移し、自然と視聴時間を減らせると、子供もママもYouTubeに振り回されるストレスがぐっと軽くなります。
どんなおもちゃが良いか分からないママは、「【日本サブスク大賞2024受賞】知育玩具のサブスクリプション 【Cha Cha Cha】」でおもちゃをいくつか試してから購入するのがおすすめです。
反対に、急にやめさせると子供が反発し、親子トラブルが増えるので、気を付けてください。
YouTubeを「悪者」として排除するのではなく、上手に取り入れてママと子どものストレスをぐっと減らす味方にできると、今の生活が少しずつ楽になります。
本記事を通してママの負担が少しでも軽くなり、子供がのびのび成長していくための力になると嬉しいです。


