「ベビーシッターを利用したいけど、初めてで不安…」
「利用する前に、実際に使っている人の話が聞きたい」
ベビーシッターは子どもに関わることなので、初めての利用時はとても不安ですよね。

筆者のわたしも、
「本当に大丈夫かな」
「預けて何かあったらどうしよう」
と、おそるおそる利用し始めたのを覚えています。
ベビーシッターは上手に利用できれば、ママたちの時間づくりにとても役立ちます。
本記事では、実際に何度もベビーシッターを利用している筆者が、
実体験をもとに、利用するときのコツとポイントをまとめました。
今後利用を検討している人や、仕事と育児の両立に困っている人は、
本記事を読んで、上手にベビーシッターを活用できるようになりましょう。
サービスを使いこなせれば、時間を有効活用できるようになりますよ。
ベビーシッターを利用するときは期待しすぎないのがコツ

ベビーシッターを利用するときは、期待しすぎないのがコツです。
その理由は、後に詳しく説明する、以下2つの特徴があるためです。
- ベビーシッターは100%予約できるわけではない
- 非常識なベビーシッターも紛れている
筆者も初めてベビーシッターサービスに登録したとき、何度もがっかりした経験があります。
ベビーシッターは決して万能なものではなく、期待から外れてしまったときに、焦ったり困らないようにする事前準備が欠かせません。
「予約できない可能性を踏まえて、他のベビーシッターサービスも探しておこう」
と、もしものときのために備えておきましょう。

以下では、筆者が「期待しすぎてはいけないな」と実際に感じた体験をまとめているので、参考にしてくださいね。
ベビーシッターは100%予約できるわけではない
筆者が一番最初に困ったのは、
ベビーシッターは必ず予約できるわけではないことでした。

「ベビーシッターサービスに登録したから、もう安心。」
と思っていたのに、いざ予約を進めると、
「対応できるシッターさんが全然いない!」
という状況に、とても慌てたのを覚えています。
ベビーシッターは、たとえ2、3週間前から探していても、見つからないケースがざらにあります。
特に以下のような条件では、より見つかりづらい傾向にあるので、1ヵ月前など早めの予約が必須です。
- 助成金の利用ができるシッターさん
- 18時~8時の時間帯
ベビーシッターサービスに登録しても、シッターさんの予約ができないケースもあることは、念頭に置いておきましょう。
非常識なベビーシッターも紛れている
ベビーシッターサービスに登録して、次に困ったことは、
非常識なシッターさんも紛れていることでした。
サービスによって異なりますが、マッチング型のサービスでは、
自分自身でシッターさんを探して、直接メッセージのやりとりをする必要があります。
これまで何件もベビーシッターを依頼してきた筆者も、実際に以下のような体験をしました。
- ベビーシッターを依頼しても、連絡が返ってこない
- ベビーシッターのカレンダーを確認して、空いている日程に予約しても、理由なく断られる
- ベビーシッター依頼時の条件が非常に細かい

なかには、「さわいでしまう子どもは対応できません」など、
なぜベビーシッターの仕事をしているのか疑問に感じるシッターさんもいました。
信頼できるシッターさんを探す方法は、後ほど説明しますが、
シッターさんの質には、どうしてもばらつきがあるという点は注意が必要です。
【重要】安心してベビーシッターを利用する方法3選

では実際に、筆者がベビーシッターを依頼する際に気を付けている3つのポイントを、お伝えします。
- 複数のベビーシッターサービスに登録しておく
- ファミリーサポートも併用する
- 信頼できるシッターさんを選ぶ
具体的なコツや方法は、以下に詳しく説明していますので、
ベビーシッター依頼前に必ずチェックしておいてください。

筆者は、この3つのポイントを押さえて予約したことで、
トラブルや困り事なく、ベビーシッターサービスを利用できるようになりました。
「ベビーシッターを安心して利用する方法も知りたいけど、そもそもどんなサービスに登録したら良いの?」
という疑問についても、サービスの種類ごとに特徴をまとめたので、あわせて確認しましょう。
【比較して使い分け】複数のベビーシッターサービスに登録しておく
まず1つ目のポイントは、複数のベビーシッターサービスに登録することです。
先述した通り、ベビーシッターサービスに登録しても、
肝心のシッターさんが見つからない場面は少なくありません。
複数のサービスに登録しておくことで、
「こっちがダメでも、あっちで探してみよう」
といったように、ベビーシッターさんを予約できる確率が上がります。

筆者も、派遣型のベビーシッターサービスでは予約できなかったけど、
マッチング型のサービスでシッターさんを見つけられた経験があります。
ただ、複数のベビーシッターサービスに登録するといっても、
入会金や会員料金の支払いが必要なサービスや、助成金を利用できるサービスもあります。
助成金については、後ほど簡単に説明しているので、
ここでは、ベビーシッターサービスの種類と特徴をまとめました。
- ベビーシッターの運営会社がシッターさんを直接雇用、契約している
- 運営会社の予約窓口に依頼すると、シッターさんを見つけて手配してくれる
- シッターさんによって保育料が変わることがない
- 保育料に、交通費や保険料が含まれている場合もある
- ベビーシッターの運営会社が、プラットフォーム(シッターさん探しの場)を提供している
- 運営会社はシッターさんを直接雇用や契約していない
- 利用者がシッターさんを探して、直接申し込む必要がある
- シッターさんによって、料金が異なる
- 保育料に加えて、保険料や交通費の支払いが必要
派遣型サービスは、自分自身でシッターさんを探す必要がないので、
予約自体はマッチング型サービスよりも楽ちんです。
一方で、予約を断られてしまった場合は、他のサービスを頼るしか方法がなくなります。
マッチング型サービスでは、予約できるシッターさんがいなかった場合でも、
条件を変えたり、情報が更新されたりすることで、対応できるシッターさんを見つけられる場合があります。
ただし、自分自身でシッターさんを探す必要があり、手間がかかる点と、
信頼できるシッターさんをちゃんと見分けて申し込む必要があります。

マッチング型と派遣型、両方のサービスを併用することで、
両方のメリットを活用できるので、複数登録しておくことをおすすめします。
ファミリーサポートも併用する
2つ目のポイントは、ファミリーサポートも併用して登録しておくことです。
ファミリーサポートも登録しておくことで、
ベビーシッターサービスだけでは、シッターさんを見つけられなかった場合にも、
保育を依頼できる人が見つかる可能性が高まります。
ただ、ファミリーサポートの利用会員になるための基準は、各自治体で異なるので、事前に確認が必要です。
自治体によっては、決められた日程で実施している説明会への事前参加が必須の場合もあります。
- 自治体が運営している支援制度で、利用には会員登録が必要
- サポート会員さんはボランティアの地域住民
- 料金が安く、1時間あたり500円~1000円程度で依頼できる
- ファミリーサポートセンターに連絡することで、マッチングしたサポート会員さんを紹介してくれる
- 依頼できる保育内容は、ベビーシッターよりも限られている

筆者もファミリーサポートを利用した経験がありますが、
サポート会員さんは子育てを終えたシニア世代の人が多く、とても温かみのある保育をしてもらえました。
ベビーシッターサービスと比較すると、事前面談が必須であったり、1人のサポーターさんしか紹介してもらえなかったりと、利用方法に決まりごとが多い点がデメリットでした。
ベビーシッターサービスとファミリーサポートの両方を上手く使い分けて、保育してもらえる人を見つけやすくしておくこともおすすめです。
信頼できるベビーシッターさんを選ぶ
そして3つ目のポイントは、信頼できるシッターさんを選ぶことです。
派遣型とは違い、マッチング型のベビーシッターサービスでは、運営会社が直接契約や雇用しているわけではないので、シッターさんの質にばらつきがあります。
信頼できるシッターさんかどうかを見分けるポイントを以下にまとめたので、利用する際はチェックしてから依頼するようにしましょう。
- 口コミで高評価が得られているか
- 依頼するときの条件が細かすぎないか(殿様営業っぽくないか)
- 「保育士」「指定研修終了」「更新講習受講済み」など、資格状況の記載があるか
- メッセージの返信があるか(既読無視しないか)
- レスポンスが早いか
- メッセージの内容に違和感がないか(礼儀正しいか)

信頼できるシッターさんは、前日に子どもの体調や予定確認の連絡をくれたり、丁寧なメッセージをくれたりと、とてもマメな印象がありました。
派遣型のベビーシッターであれば、ちゃんと研修や教育を受けているシッターさんを運営会社が手配してくれますが、マッチング型では自分自身で判断しなければなりません。
「頼まなければ良かった…」
と後悔しないにも、上記のポイントは必ず確認しておきましょう。
お値段が気になる人は行政サービスを利用するのもあり

ベビーシッターサービスを利用したいけど、
「値段が高すぎる…」
「我が家には厳しい…」
と思っている人には、行政サービスの利用をおすすめします。

筆者も、ベビーシッターサービスを利用するときは、
自治体の助成金や、会社の福利厚生を活用し、実質ほぼ無料で利用できています。
自治体の助成金と福利厚生は併用できる場面も多いので、会社やお住いの地域の市区町村窓口へ確認しておきましょう。
以下では、行政サービスを実際に利用している筆者の経験から、事前の注意点やメリットデメリットをまとめたため、よく確認した上で申し込みを検討してくださいね。
行政サービスを利用して分かったメリットデメリット
行政サービスを利用すると金銭的なメリットが得られますが、実は同時にデメリットも複数存在します。
- 助成金と福利厚生の併用で、実際の支払いは1000円以内に収められる
- 福利厚生では対応できない費用を、助成金でカバーできる
- 助成金が利用できるシッターさんは限られている
- 住んでいる地域によっては、近隣エリアで対応できるシッターさんがいない場合がある
- 人気が高いので、シッターさんの予定が埋まりやすく、予約が難しい
- 交通費やその他オプション料金には利用できない
福利厚生で1日あたり2時間までと利用制限がある場合にも、助成金で補うことができます。
一方で助成金が利用できるシッターさんは人気なため、早めに申し込みをしないと予約が難しくなってしまう場合が多いです。
これらのメリットデメリットを踏まえた上で、利用する際には早めに対応しましょう。
また行政サービスの利用には、事前に確認事項がいくつかあります。
この確認をしていないと利用後に、
「助成金の申請ができない!」
なんて状況に陥ってしまうので、利用前には以下で必ずチェックしてください。
【注意】行政サービスを利用する前の確認事項
行政サービスを利用する前には、いくつか確認事項があります。
以下に利用前の確認内容をまとめましたが、
行政サービス利用時の条件や注意点は、各自治体やベビーシッターサービスで異なります。
利用前には必ず自分自身で、居住地の自治体やベビーシッターサービスに確認するようにしましょう。
- 利用予定のベビーシッターサービスやシッターさんが、行政サービスの利用対象かどうか
- 福利厚生と併用するときのルール
- 行政サービスの対象となる保育内容や保育方法
- シッターさんとの事前面談が必須かどうか

筆者も、行政サービスを利用する前には、
居住地の自治体やベビーシッターサービスへ確認した上で利用しています。
正しい方法と内容で申請しないと、今後行政サービスが利用できなくなってしまう場合もあるので、申請前には必ずチェックしておきましょう。
複数のベビーシッターサービスを利用した筆者の体験談

では実際に、これまで何度もベビーシッターサービスを利用してきた筆者が、
ベビーシッターサービスを利用した体験談をお伝えします。
ちなみにベビーシッターサービスでは、以下のような様々な方法で保育の対応をしてもらえます。
- 自宅
- 公園
- ショッピングモール
- お風呂
- 食事
- お散歩
- 寝かしつけ
- 見守り
- 保育園の送迎
「託児所から自宅までの送り迎えだけ」
「自宅でご飯作りと食事のお手伝いから、お風呂と寝かしつけまで全部してもらっている」
など、利用方法はご家庭によって様々です。

以下では、筆者が普段シッターさんに依頼している内容を記載しているので、
参考にしてみてください。
ベビーシッターさんにお願いした内容
筆者が、普段ベビーシッターさんにお願いしている内容は以下です。
- 保育園のお迎え
- 公園などに寄り道をしながら、近隣のショッピングモールまでお散歩
- ショッピングモールで食事
- ショッピングモール内のプレイルームで遊びの見守り
- ショッピングモールで子どもの引き取り
毎回同じシッターさんに依頼できるわけではないので、自宅でのトラブル回避のため、筆者は上記方法で対応してもらっています。

ショッピングモールでのサポートは、初めての利用で
「誰もいない自宅に、いきなり来てもらうのは不安」
という人にもおすすめな方法です。
ただ、シッターさんによっては、ショッピングモールでの子守り対応はしていなかったり、事前にショッピングモールの安全確認が必要であったりする点については、確認しておく必要があります。
色々な内容や方法でシッターさんにお願いできるので、ご家庭に合った方法を試してみてくださいね。
ベビーシッターサービスを利用してみた感想
ベビーシッターサービスを利用する前は、
「本当に大丈夫なのかな?」
「これで子どもに何かあったらどうしよう?」
と、不安な気持ちを抱いていました。

しかし利用後は、
「時間を気にせず働けるって、こんなに楽なんだ」
「自分が子守りをするよりも、たくさん遊んでもらったのでとても有難い」
「とてもよく見てもらえて、利用してよかった」
という、感謝の気持ちでいっぱいでした。
子どもの様子についても、ベビーシッターさんが随時、
「今は公園で滑り台をしています」
「ショッピングモールについたので、今から食事をします」
などど、現状報告してくれていたので、とても安心しました。
お迎えに行ったときには、子どももすっかりシッターさんに懐いていて、
バイバイするときに泣いていたほどです。
一度利用してみると、子供も慣れて、ベビーシッター依頼への抵抗もなくなりますよ。
まとめ
ベビーシッターサービスを上手に利用できると、自分の時間づくりが楽にできるようになります。

筆者もベビーシッターサービスを利用する前は、
お迎えの時間を気にして仕事に集中できなかったり、中途半端な状態までしか仕事が終わらなかったりして、
毎日強いストレスを感じていました。
ベビーシッターサービスを利用している今では、心にゆとりが生まれて、子供にも余裕をもって接することができています。
社会や会社も女性の働きやすい仕組みづくりに頑張ってくれていますが、まだまだ不十分で、理解が及ばない点も多いです。
育児の大変さや女性の働きづらさを、なかなか考慮してくれない人や会社もたくさんあります。

筆者も、嫌な経験や不平等さを感じる場面がたくさんありました。
そんな世の中でも、負けずに生活していくためには、利用できるものは最大限利用していくことが大切です。
ママたちのストレスや負担を減らすことを1番に考えて、周りを頼りながら一緒に乗り越えていきましょう。
毎日頑張っているママたちを応援しています。
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